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5豆(5nuts)のほのぼのした日常や、お知らせなんかを更新していきます。今まで通り新入荷情報なんかもいち早く更新してまいります。さり気ない出来事と日常をお楽しみ下さい♪。
-BLOG企画- 店長の独り言 第三回 Heath Kirchart Part. - TransWorld SKATEboarding Sight Unseen. -

2016.10.13(Thu)

『店長の暇つぶし。』 Comment(0)Trackback(0)
さて、私 店長の独断と偏見でオススメの動画や写真をご紹介するという大したことない企画になります。20数年ばかしかスケートしてないヒヨっ子ですが、その感覚でこれぞスケートボードでしょ!って感じた動画や写真なんかを紹介していこうかな~と考えております。もちろん安定の不定期(笑)!


TransWorld SKATEboarding Sight Unseen.
Heath Kirchart Part

徹底したスケート、スタイル、スキルを兼ね備えた地獄のような漢 Heath KirchartのTWSの2001年の作品で残したパートをご紹介。この人のパートは他のどれも本当に素晴らしいものばかりで一つを選んで紹介するのはとても失礼な気もします。このパートはSight Unseenという作品に収められていて見事にラストパートを飾っています、というかラストパート以外の場所は考えられないほど深刻なパートです...。これでもかとえぐいハンマースポットの連続、それと新たなレコードトリック、皆が避けて通る危なくてやりづらいトリックチョイスで鬼のようなフッテージがバンバン登場してきます。更に彼はその全てのトリックを小手先で済ますようなスケートスタイルでメイクすることに徹底していて、最大限にスマートでスタイリッシュで、スケートボードの王道ともいえる本当にお見事過ぎるパートです。当時は見終わった後鳥肌が止まらなかったのを今でも覚えています。

特におすすめの見所は、
heath-unseen-slam1.jpg heath-unseen-slam2.jpg
1:14のLA(と思われる)のハンドレールで2発連続のFSripslideのライン。2トリック目のハンドレールがデカくて長すぎて、さすがに途中ではじき出されて、地面にたたきつけられます。メイクしていないフッテージにもかかわらず2cutアングルでしかもスローです。メイクするとかしないとかもはや関係なくなった、スケートフッテージですね、衝撃。このスラム後にスローでうずくまっている様子も更にその緊張感に拍車をかけています。徹底的に自分のスケートスタイルに拘ることの深刻さを物語るとても素晴らしいフッテージです、深刻過ぎますが...。

heath-unseen-fstail3.jpg heath-unseen-fstail1.jpg
2:09の鬼のように長い、ゆるく湾曲したハンドレールでのFStailslide。このメイク時のテール足がつま先立ちです。ただのその辺のカーブボックスならまだしも、超巨大な湾曲ハンドレールでこの様。相当な衝撃と思われるのに、意地でも優雅にテール足は爪先立ち。スマート且つスタイリッシュにメイクしているように見せたいにも程がありますね。昔何かのインタビューでHeath Kirchart本人がスタイルが入らないとダメ的な事を話してましたが、これはまさのその体現といえるフッテージかと思います。因みにこの人がハンドレールでのFStailslideするフッテージの殆どといっていいほど、テール足は爪先立ちです。もう毎回徹底的過ぎて泣けてきます...。

heath-unseen-bsnb3.jpg heath-unseen-bsnb1.jpg heath-unseen-bsnb2.jpg
そして後半2:17の超巨大な長いハンドレールでのBSnoseblantslide。ハンドレールでのnoseblaintslideはテールが下がり気味になる事が多いのですが、この人にそんな甘えたスタイルは許されません(笑)。掛けに行く時の体制もテールを立てる気満々で掛けに行っています。さらに、これでもかというくらい小手先感満点の1000点メイク。スライドトリックの王様とも言えるBSnoseblantslideを当時ハンドレールでトライするスケーターは外国の超PROでもほとんどいなかったと記憶しています、最先端ですね。なのにメイクしたのに後に喜ぶでもなく、ただ淡々と姿勢よく滑り抜けていく後ろ姿はスマートなスタイルに徹底的にこだわるHeath Kirchartそのもです、号泣...。


...このパートで少し面白いのが、
heath-unseen-fs50501.jpg heath-unseen-fs50502.jpg
2:29のもはや壁みたいなレッジでのFS50-50。そのサイズだけでも命がけのようなトライなのにさらっと完璧にメイクするのですが、メイク後に滑り抜けていく時に手を振り上げます。Heath kirchartがメイク後にこういう感情的な動作をするのは他の彼のフッテージではほとんど見た事がありません。良い意味でなのか、悪い意味でなのかわかりませんが、スマートでスタイリッシュなHeath Kirchartには珍しい感情が見れるフッテージかと思います。

このパートを見ていて気付いたと思いますが、ほぼ全てのトリックがエンダーフッテージ(その人のパートのラストトリック)になってしまっています。なのでほぼ強制的に90%のフッテージが2度入れでスローにせざるを得ません。大体パートを作るとなるとエンダートリックというものは1~3トリック程度という感覚が一般的かと思います。これは天下のTWSもラストパートにする以外に選択肢はなかったと思います。またそのフッテージを最大限に生かす為の考えられた選曲や、編集方法が見事に組み合わさって、パートという作品としてもる稀に見る名パートといえます。

Heath Kirchartはスマートにスタイリッシュ過ぎて淡々としたようにも見えますが、それはもはや極限まで感情的で情熱的ではないか思えてなりません、号泣...。

ただのおふざけ的なお遊びなんですが、非常に奥が深いスケートボード。
スケートボードをもっと面白く、もっと楽しくしちゃいましょう(笑)!

ちゃんちゃん。
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